自慢するほどではないけど、発想の転換なぁのだ

 男子たるもの厨房に立って料理はしないと決めているのであーる。 父からの教えでもあーる。 そうは言っても、腹が減っては戦は出来ぬので、ラーメン、うどん、パスタとレトルトパック程度の茹でモノは出来る腕前は持っているのであーる。 しかし、スーパーなどに行くとこの時期一人鍋物の具材が売られており、どう料理するべきか知らぬが故、この十年近く見て見ぬ振りをして避けて通ってきたけれど、食べたいのは食べたいのであーる。


 どうも、ボクです。


 そんなところへ、饂飩乾麺ばかりでは栄養が足りないだろうと、会社の上司が差し入れをしてくれたのだ。 有り難いねぇ、嬉しいねぇ。 色んなものが入っている中に、避けて通ってきたアルミ皺くちゃ鍋に入っている一人鍋セットが入っているではないですかっ!! フンガーッ!! ← 嬉しさと興奮の入り交じった鼻息ね。 良く見ると知らなかったけれど、水を入れて中に隠してあるツユで炊き、火が通れば食えるよーんと楽勝っぽい調理の仕方が書いてあります。 こっ、こっ、これは、オラにも作れるんでねぇの!?  フンガーッ!! ← これも嬉しさと興奮の入り交じった鼻息ね。
 だけど、先日お話した通り、ボクは IH 調理器使いであり、例え熱伝導が良いとされるアルミでも使えないのです。 特に皺くちゃアルミ鍋では…。 折角買ってきてくれた食材、捨てる訳にも行かず、虫よりも小さな脳味噌をフル回転して皺くちゃアルミ鍋をどうしたら電磁電動にできるかの方法はないかと………。
 ここで…

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   _ (m) _ ピコーン!!
       |ミ|
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 自慢するほどではないけど、発想の転換が…。
 要は、麺を茹でる鍋にソックリ一人鍋の中身を移し、その鍋で煮ればよいことに気が付いたのだ。 しかも、水と付属スープを入れるだけなので、楽チンポンなのだ。 果たして、生まれてこのかた初めての一人鍋ができたのであります。 IH 調理器は調理台のところにあるので、グツグツ煮込みながらの鍋をつつくのは無理だけど、別皿に中身移し食することが出来たのであります。
 意外と量がありそうなので、これと第三のビールでしたっけ!? これだけで、今後晩飯はおkではないかと、まるで「ドルゲ」が世界征服を企みほくそ笑む姿同様、ボクの晩酌セットワールドに加わった一人鍋の決定にボクは一人ほくそ笑むのであった。

 HatenaSync 復活万歳

 Posted by SC-01B