038 親近感が沸くのは等身大ですか!?

 ♪あっさやけーの ひかりのなかに たつかげは ミラーマーンっ♪
 
 の歌を脳内に巡らせながら目を覚ましました。
 以前から気になっていたので、書いてみますが過去にも書いたことがあるかもw
 ミラーマンと言えば、円谷プロではないだろうところ(削除 '09/12/23 21:23)が生み出したヒーローでありますが、基本的には人間より巨大な変身生命体であります。


 どうも、ボクです。


 アニメではなく実写版で思いつく、ボクが知らない過去のヒーロー物に「ナントカ・ハリマオ」だとかがあったようですが、ボクが気がついたときには、円谷プロが放った「ウルトラマン」を皮切りに!? 「ウルトラセブン」、「マグマ大使」、「ジャイアント・ロボ」、以降の「ウルトラマンシリーズ」等々、時々人間と等身大風に見せながら、最後は巨大化して人間を圧倒的に怯えさせて力ずくで悪を倒し、ドヤ顔で立ち去っていくヒーローがボクの小さい頃の作品でありました(ゴジラガメラ等怪獣対怪獣モノは別ね)。

 もう少し、大きくなった頃に石ノ森章太郎先生が放った「仮面ライダー」がヒットし、「人造人間キカイダー」、「バロム・ワン」、「レインボーマン」等々人間と等身大でいかにも街中にいそうなふいんき(←なぜか変換できない)を醸し出しながら、悪と対決するヒーローが流行りました。

 ヒーロー及び悪の怪獣・宇宙人が巨大化することにより、スタジオセットが増え、セットの作りに凝り、特撮を含め作品の制作費が膨大な額になるということも踏まえ、もう少し安価に制作できる等身大ヒーローが流行っていったのでしょうかねぇ。 よく遊園地にヒーローがやってくる催しがありますが、普段巨大化しているのに催しの時は人間大で見せられると、やはり迫力がありませんし、拍子抜けした感じで見せられることになります。 この点、仮面ライダーはずば抜けてリアル感を出していたと子供心に思っていた記憶があります。

 日本では、巨大なヒーローは数多くいますが、アメリカ辺りだとそうはいないように思います。 やはり、小さい頃は「バッドマン」が流行り、「スパイダーマン」、「スーパーマン」等々の等身大ヒーローが昔から今も流行っているようです。 まっ、向こうは合理主義ですからそうなるのかも知れませんけど、と言うかお国柄、文化の違いなんでしょうか。 アメリカでの巨大ヒーローは、ボクの記憶では、ゴーストバスターズに出た「マシュマロ・マン」と最近の「トランスフォーマー」くらいなもんです。 でも、後者は基本は車だから、等身大時間が多いようにも思います。

 確かに大きいヒーローは、憧れにもなりますが、親近感が沸くのは等身大のヒーローの方かな、やっぱり。 「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」だけは捨てられませんけど…。